台風の恐怖 | 鹿児島の新築一戸建て Life plus home(ライフプラスホーム)
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台風の恐怖

2024.08.30

みなさんお世話になっております。

海の前に住んでいるので、台風が近づく度に雨戸を付けておけばよかったと思う霧島店の橋口です。

今回の台風10号は何事もなかったでしょうか?
何かございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

我が家を建てて確か7年ぐらい経ちましたが、年々台風養生のスキルが向上していることを実感しています。

ただ、建築時より外の物が増えているので、養生にかかる時間も増えてきています。

頑丈な倉庫があるので、基本的にそこに突っ込んでおりますが、植物の保護が大変です。

(台風時に特に活躍してくれる我が家の倉庫です↓)

建てて間もないころは知識もなく、何度も植物をダメにしてしまいました。

そこから経験を積んで、今回の台風は被害を最小限に抑えることが出来ました。
こうしてお客様に話せる、貴重な失敗談が増えていってます。

写真は家の前に散乱する松の枝や、近所の植物の枝葉です。
台風が来る度に、家の前の清掃活動が始まります。

先日の地震といい、自然災害は本当に怖いです。

住宅会社として、自然災害には正しく恐れる必要があります。

お客様のご要望で、構造的に無理な間取りや仕上げを求められることが多々あります。

基本的にはご要望にはお応えしたいと考えておりますが、プロとして止めるべき事は止めることもあります。
メリットとデメリットも正直にお伝えします。
もしかすると、他社さんで無責任に「出来ます!」と言われることもあるかもしれません。
契約の為に、悪気なく言っている場合も多いと思います。

ただし、「出来る」けど「やらない方がいい」ことも沢山あります。
原理原則は変わりません。
私たちが住む地球では重力があるので、荷重は上から下にかかります。

2階建ての場合、2階の壁の真下には1階の壁があった方が構造的に強いです。

でも1階と2階の壁の位置がズレていても、ある程度までは基準をクリアできます。
(お金を出して構造を太くすれば可能)
クリアできるけど、やらない方がいいです。

基準をクリアしていても、あくまで最低限決められた基準です。
わざわざ基準のギリギリを求める必要はありません。
どのみち基準は変わります。

間取りも大切ですが、人生のステージによって必要な間取りは変わってきます。
何のために家を建てるのか?長い時間必要な間取りは何なのか?トーク乗せられていないか?

大袈裟かもしれませんが、住宅会社はお客様の人生の一部を預かっている気持で業務に励まなければなりません。

自然災害がくる度に毎回そう感じます。

私自身も、もっと知識や経験を積んで、表面上ではなく本物の住宅屋さんになれるように頑張ります。

最後に、私の住む家は停電になりました。
ある程度備えてはいたので大丈夫でしたが、台風の中復旧活動をされていたインフラの方々には感謝です。
電気が付いた時に家族は大喜びでした。

もちろん他の業種の方々も含まれます。

私の嫁も介護職で、台風の日は夜勤でした。他の職員さんたちも時間を調整して出勤していたみたいです。

こういう時は助け合いですね。

当たり前ですが、当たり前って有難いものです。

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