【年末のご挨拶】 | 鹿児島の新築一戸建て Life plus home(ライフプラスホーム)
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【年末のご挨拶】

平素より Life plus home アイフルホーム CLAMPY へ格別のご高配を賜り、厚く感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

一年が早かったと感じる人は、健康に一年を過ごした人だそうです。
今年も残りわずかとなり、早く感じる私は健康なのだと、楽観的に一年を振り返っております。

そんな一年の早さは、春や秋が隣に居なかった夏と冬だったかのように緩衝がなく、いささか窮屈で、遊びのない年だったのではないかとも思います。毎年のことですが、人生も感じ方も人それぞれです。
年末になると「今年の漢字」が発表されるのと同じように、“懐かしい人“や”今年亡くなられた方々“の特集などをテレビでよく目にします。
未来ある出会いがあれば、別れがあるのも世の常。諸行無常、盛者必衰とはよく言ったものです。
これは仏教の教えによれば、どんなに栄華を極めても必ず終わりがくるという、この世の無常を説いた言葉のようです。

数年前、私たち人間は「忘れる」ことで生き延びてきた、というお話をしたように思います。
「忘れる」ことによって気を病むのを回避し、様々な苦しみや悲しみを昇華させてきました。
そして前へ進んできたのです。
そんなもっともらしいことを言いつつも、私自身「忘れる」ことのできないことや、受け入れがたい別れがこの世界には存在します。
執着とは違い、忘れたくても忘れられない。時々都合よく思い出しては、また都合よく忘れてしまう。そんな思いの一つや二つ、皆さんにもあるのではないでしょうか。

一年を振り返ると、突然の別れや、やむを得ない別れなど、いろいろあったのではないでしょうか。
そして今なお、そのことに思いを馳せ、離れたくても離れられず、考え苦しむ日々や、やるせない思いもあるのだと思います。
しかしながら、いま忘れられないのであれば、忘れなくても構わない。仕方がないことです。
それでも「明日」は我々の都合に関係なく押し寄せてきて、その「明日」は「今」となっていきます。

「即今当処自己」(そっこん とうしょ じこ)という禅語があります。
簡単にいえば「いま、ここ、じぶん」ということです。

忘れられない時を思い出し、「いま」を確認する。
忘れられない場所を思い浮かべ、「ここ」を実感する。
忘れられない人を思い、「じぶん」を取り戻す。
そんなことをこの年の瀬という節目に問われているようにも思います。人は問われるたびに、思考を深める生き物のようです。

年末年始は、そんなことを自分自身に「問う」時間にしたいと思います。
そして「即今当処自己」の姿勢で年始を迎え、目の前のことに全力で取り組み、力の限り突き進んでいきたいと思います。

2025年は「乙巳(きのとみ)」という年になります。多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高いようです。「乙」はまだ発展途上の状態を表し、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味するそうです。この組み合わせは、これまでの努力や準備が実を結び始める時期のようです。加えて、辛抱強さが試される年にもなるようです。すぐに結果が出なくても、焦らず粘り強く取り組む姿勢で頑張りたいものです。

再三申し上げますが、今年も終わりに差し掛かりました。
Life plus home アイフルホーム CLAMPYともどもご愛顧いただき、誠にありがとうございました。今期は10期が進行中であります。たくさんのお客様やOB様、そして協力会社の皆様に支えていただき、現在の私たちがあります。心より感謝申し上げます。
今後ともご愛顧賜りますよう、更なるサービスと技術の向上に努め、多くの“もしをカタチに”していく決意です。皆様、良いお年をお迎えください。ありがとうございました。

Life plus homeスタッフ一同