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スタッフブログ
詫び寂び幽玄
2023.11.03
お世話になっております。
前回朝日について少し触れました。
スマホの写真を見返したところ、ここ数年の同じ時期の写真が朝日だらけでした。
10月の後半になると毎年朝日に感動しているらしい、朝日ルッキング・ウォッチング橋口です。
さて先日、YouTubeのおすすめで「詫び寂び」についての動画が出てきました。
なんとなく日本人の感覚的なところという認識でしたが、改めて聞かれるとなかなか言葉にするのが難しいなと思い動画を観てしまいました。
そしたら、「詫び・寂び・幽玄」って言うらしいですね。幽玄は知りませんでした。
ちなみに人によって解釈は少し違いますが、それぞれを超ザックリ言葉にすると以下の通りみたいです。
【詫び】
●余計なものを取り除いた質素でシンプルなもの
●不足でも充足を感じられる心
●本質的なこと
【寂び】
●経年的な変化を美しいと感じる心
●寂しげで奥ゆかしいこと
【幽玄】
●言葉で表せない奥深さ、趣き、美しさ
超ザックリな上なかなか言語化は難しいですが、私的にしっくりくる表現でした。
論理や計算とは違う感覚的な感じですね。
ある意味ブルースリーの「don’t think feel」も詫び寂びなのかもしれません!
去年夫婦で出水の武家屋敷群をプラプラしていた時の写真です。
昔の外国の建築家の人達が、日本建築の詫び寂びを見た時に、驚き感動したという話もよく聞く話です。
現在建てられている家が数十年後どのような雰囲気になっているのかイメージしにくいですが、今までとは違う形での詫び寂びが出るのではないのかと楽しみです。
それにしも、色んな家を様々な角度から見たり考えるのは本当に楽しいですね。